燃費を良くする運転とは? 心掛けたい運転テクニックを紹介

突然ですが、エコ運転を心がけていますか?

 

最近の車は、ハイブリットや、アイドリングストップといった装備や機能により、燃費性能は格段に向上しており、省燃費こそが良い車の条件と言っても過言ではないでしょう。

 

しかし、いくらカタログ値で燃費の良い車に乗っても、乗る人の運転の仕方と、車のメンテナンス次第で思ったほど燃費が良くはならない事が多いのです。

 

それは、どういった事なのでしょうか?

 

 

燃費のカタログ値

車のカタログに記載してある「JC08モード」と言う文字を目にした事がある人は、燃費に関心が高い人である事は間違いわけですが、その内容を理解している人は少ないでしょう。

端的に言えば、市街地から高速までを1サイクルとした算出で、限りなく実走行に近い条件でデータを取った値と言う事です。

現在では、「WLTC」と呼ばれる方式へ切り替わりつつあり、さらに実走行に近い燃費が表されるようです。

実際には実燃費に近い数値と言われていますが、ユーザーの環境は様々で、寒冷地・郊外・都心部など、条件次第で必ずしもカタログ値の燃費が保証されているわけではないのです。

 

間違いなく言えるのが、「カタログ値の燃費などあり得ない」と言う事です。

 

 

 

 

運転で変わる燃費

運転の仕方で大きく変わる燃費ですが、具体的に検証して見ます。

 

アクセルの踏み方

発進時

車のトランスミッションは大きく分けると2種類で、ATかMTとなります。

ATの場合、Dモードに入れてブレーキを話した直後、クリープ現象が起こり車が自動的に前進し始めますが、この直後アクセルをどのように踏むかで大きく変わります。

 

エコ運転に代表される例として、「5秒間で時速20kmに達するように発進する」と提唱されていますが、これはアクセルを「踏む」と言う行為より、アクセルに乗せた足に「少しだけ力を入れる」と言う踏み方をする必要があります。

 

燃費だけで考えれば理にかなった方法と言えますが、実際にそんな発進をしたらどうなるか?

それこそ煽り運転の格好の標的となりかねません。理屈は否定しませんが、現実的ではない運転方法と言えるでしょう。

 

ではどんな発進を心がけるべきなのでしょうか?

 

 

 

悪い例

発進と同時に、アクセルを半分以上一気に踏み込んで加速し、流れの速度域に達したらアクセルを緩めると言う操作方法です。

車の重量は、軽自動車でも1トン近くあり、ワンボックスなどは2トンに迫るものもあります。そんな質量の物体を動かすのに最もエネルギーを必要とするのは、最初の動き出しなのです。

 

 

良い例

アクセルに乗せた足に軽く力を入れて、車速の上昇とともに踏み込み量を徐々に増やしていきます。流れの速度域に達する手前から踏み込みの力を抜きつつ速度を到達させる。

 

ポイントはアクセルのON・OFFにメリハリをつけない事です。

車を発進させるのは、アクセルを踏み込むだけと思う人は多いですが、発進こそが燃費に直結する重要ポイントなのです。

 

 

 

一定の速度で巡航時

悪い例

マフラーを交換した車でよく耳にするのですが、走行中に排気音が「ブォーーン、ボーー、ブォーーン、ボーー」と繰り返している人がいます。

このように、速度が落ちたらアクセルを踏み込んで、速度が超えたらアクセルを離す。これは非常に無駄に燃料を消費します。

いかに、アクセルを踏まないか、回転数を上げ過ぎないかが省燃費には大切なのです。

 

 

良い例

とにかく、アクセルの踏み込み量は一定を心がけましょう。速度調節でアクセルを戻す時も、一気に離さずゆっくり行うようにして下さい。その後の踏み込みも、「ゆっくり・ジワジワ」がポイントです。

運転中に求められるアクセル操作は「常に優しく」を心がけるようにして下さい。

 

最新の車では、「クルコン」と呼ばれる機能がついていますが、これは設定した速度を一定に保つようにするので、一見省燃費につながると思いがちですが、そうではありません。

 

一般道・高速道路ともに、少なからずアップダウンが連続しています。そのため速度を一定に保つがゆえに、緩やかな上りでは回転数を上げるわけです。高速道路で自然渋滞の原因とも言われる、坂道での速度低下を防止するには、速度を一定に保つのは理にかなってますが、一般道で前後に車が居ない、もしくは間隔が空いている場合などは、無理にその車速を維持する必要はないのです。

 

ただし、勾配のきつい上り坂で大幅に速度低下しそうな場合は最低限の速度維持が必要ですが、10%前後の速度変化をシビアにアクセルコントロールする必要はないでしょう。

 

「クルコン」は運転者の疲労低減には有効ですが、省燃費を心がけるなら、自らのアクセル操作こそが最大限の効果を得ることになります。

 

 

 

先の信号が赤の時

先に見える信号が赤に変わり、明らかに止まる事がわかっている場合、事前にアクセルを戻して(状況に応緩めていく)徐々にスピードを落とすようにすると効果的です。

ギリギリまでアクセルを踏んだ状態から、ブレーキだけで速度を落とす人を見かけますが、それはガソリンだけでなく、ブレーキパットも無駄に消耗さてしまいます。

 

一般道でも、峠道でも、運転の上手な人ほどブレーキに依存せず、アクセルコントロールで無駄のない走りをしているのです。

 

 

 

 

暖気運転

この言葉は、現代では死語と言うべき言葉になりつつあります。

各メーカーともに、エンジンをかけたら直ぐに発進して下さいと提唱しています。

 

なぜ暖機運転をしますか?

  • 車内を温めたい(冷やしたい)
  • エンジンを温めて乗ったら直ぐに出発したい

 

他にもあるかもしれませんが、大凡これらの理由から暖機運転を行うのではないかと思います。

 

車内を温めることに関しては、確かにエンジンが暖まらなければ温風が出ないのですが、排ガスの環境への影響を考慮すると、出来る限り控えるべきでしょう。 それよりも直ぐに出発したほうが、エンジンの温まりも早く結果として大差無く感じます。

 

昔のエンジンは、シリンダーとピストンのクリアランスが大きく(精度が悪い)オイルが下がるから循環させてから動かさないとエンジンが壊れると言われてましたが、最近のエンジンは技術の向上とともに精度の高いエンジンとなり、長期間エンジンをかけていない場合は別として、毎日乗るような場合はオイルが下がるような事はありません。

 

そもそも暖機運転とはエンジンよりも、その他の機関(シール類、ゴム類、駆動系など)を温めながら、ゆっくりと負荷をかけないように慣らしていくことを言い、止まった状態の暖気など本来の目的は満たせていないのです。

 

どうしても暖気がやりたいのであれば、せいぜい1分程度とし、出発してから5分ぐらいは回転数は控えめで、車の挙動を乱すような走り方はしてはいけません。それで十分なのです。

 

 

 

車載の無駄

車に積んでいる無駄なものとは何でしょう?

キャンプや車中泊をする人であれば、用品一式を車に積んだままの人は多いでしょう。サンデーゴルファーの人はゴルフクラブ積んでませんか?

 

発進時の所でも説明しましたが、車が重くなればそれだけエネルギーが必要になります。車の荷物はできる限り積まないようにし、少しでも車両が軽くなるように心がけて下さい。

 

また、ルーフキャリヤのように、車の外に取り付いているものは空気抵抗が増えるため、燃費を悪化させます。人は車内にいるので感じませんが、時速60kmを超えるぐらいからの空気抵抗は相当なものです。空気抵抗を少しでも減らすために、不要な時は取り外しておくと良いでしょう。

 

 

 

メンテナンス

 

車の状態を良好に保つ事は、燃費に大きく直結します。特に効きが大きいのは「タイヤの空気圧」「エンジンオイル」になります。

 

 

タイヤの空気圧

タイヤの空気は知らないうちに少しずつ抜けています。前回の車検で補充してもらい、数ヶ月が経っている場合は注意が必要です。

 

空気圧が低いと、タイヤが変形し転がり抵抗が増します。抵抗が増すという事は、タイヤが転がらないので、多くのガソリンを使ってエンジンを回さなくてはなりません。

 

では、空気圧は高くすれば良いのか? 高すぎもよくないのです。燃費は好転する傾向にありますが、タイヤの変形で設置面積が減りタイヤ本来の性能が発揮できないのです。ブレーキやカーブでの性能低下が思わぬ事故につながる恐れがあります。

 

したがって、タイヤの空気圧は規定量の±10%以内を目安として下さい。

車ごとの空気圧の規定量は、運転席のドアを開けたところに記載があるので参照して下さい。

 

 

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エンジンオイル

エンジンオイルの交換は、車の取説(グローブボックに必ず入っている)には1万km毎の交換と書かれていたりしますが、ディーラーやガソリンスタンドなどでは、6ヶ月か5000km(ターボ車は3000km)の早い方で交換がオススメといわれることもあります。

 

実際には1万kmでもメーカーは保証してくれると言う事なのですが、できる事なら6ヶ月もしくは、5000kmで交換するほうがいいでしょう。

そして、燃費に直結する話に戻ると、そのエンジンオイルは指定された粘度の物を使うようにする事が燃費にも効果的と言う事です。

 

カタログ記載の燃費は、指定粘度のエンジンオイルでのデータとなるため、粘度の違いがエンジンの負荷に繋がり、燃費悪化の原因となるのです。

 

汚れたオイルは、エンジンが動く事で発生するスラッジの洗浄力低下と、エンジンの潤滑力低下につながるので、結果として燃費は悪化します。

 

 

まとめ

 

省エネと環境保護の観点から、車の省燃費性能が求められ、高価なエコカーを買っています。

しかし、カタログやうわさで聞くほどの燃費にはならず、ガッカリする人もいますが、どんなエコカーに乗っても、乗る人の意識がエコ人間でなければいい結果は得られません。

 

ちょっとした意識をするだけで、環境にも財布にも優しいエコドライブが可能になります。

 

今から、あなたの気持ちをエコモードに切り替えてドライブしませんか?

 

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